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 中央区春吉・Nビル(1期工事)

 【基本情報】
  工事内容:賃貸マンション改装工事
  所在地:福岡市中央区
  工期:2005/8/28〜11/10
  竣工:2005年11月

  
  築年数が古く、部屋の内外装だけでなく設備の老朽化が進んでいました。
また、共用廊下が内部になるため廊下側は暗くなる部屋が多く、隣戸の隔て壁はアルミサッシにぶつかってとまっているために防音が万全ではありませんでした。そこで、窓側にバルコニーをつくり隣戸の音の問題を解決し、エアコンの室外機置場や洗濯物干に使えるコーナーを確保しました。
水廻りは取り壊す事が難しい壁があり広くする事は出来ませんでしたが、配管は新たにつくり、全部屋のリフォームが終わると配管も全て新しくなるように計画されています。
部屋の内装はこのビルの落ち着いた佇まいを内部にも取込み、落ち着きと上品さが感じられるように考えています。
白い無垢フローリング材に茶色の織物調クロスをアクセントとし、建具はクロスに合わせて濃いめの木目としています。キッチン前面のパネルや洗面台も建具と統一感が出るように濃いめの木色とし、キッチンの水栓金物はアンティークな雰囲気の物を選
んでいます。
また、共用廊下側はスチールサッシが残り、アルミサッシとは違うデザインの面白さを楽しむ事ができます。
 
 
 
 
  301号室
玄関が狭く、広げる事ができなかったため、目隠しに立てた壁を透過性のあるツインカーボとして圧迫感を防ぎ、キッチン部からの光を通して間接照明の役目も果たします。また、大きい荷物を運ぶ際、邪魔にならないように可動式としました。
リビングからキッチンコーナーを区切り、雑然とした部分は極力見えないようにし、設備や収納の集約した部分はクロスを張替えて白い部屋にボリュームを出しました。
壁の凹みを利用して棚を作り、奥の壁を紙織物のクロスを使いアクセントにしています。
 
   

玄関正面に目隠しに立てた半透明の壁は、
圧迫感を防ぎ、キッチン部からの光を通して間接照明の役目も。
   
リビングからキッチンコーナーを区切り、雑然とした部分は極力見えないよう配慮。
     
部屋の凹凸を生かした収納やクローゼット等も充分に。
窓側にバルコニーをつくりエアコンの室外機置場や洗濯物干に使えるコーナーを確保。
     
 
 
 
  307号室
共用廊下側に設備部分を配置し、リビングを極力広くとれるようにしています。
バルコニーをつくる必要がなかったため、半室外的なスペースを楽しめるよう床にタイルを張ったインナーバルコニーを設けました。
 
   
玄関部を仕切ることで、室内が独立した空間に。
収納スペースも設置しました。
     
広めのユニットを配置し、照明のデザインにもこだわったキッチンスペース。
バスルームはタイル張り、洗面スペースはシックなデザインに。
     
半室外的なスペースを楽しめるよう床にタイルを張ったインナーバルコニーを。
 
 
 
  403号室
部屋の奥の部分は共用廊下に面して暗いため、光を取り込めるように壁を立てずにキッチンコーナーをつくりました。
玄関から居室への目隠し壁は設備ボリュームから1800mmの高さで紙織で巻いた壁を生やし、光を取り込みつつ緩やかに視線を区切っています。
 
   

玄関正面に間仕切りを配置。
収納も確保しました。
   
光を取り込めるよう、居室との間にあえて壁を立てずに
キッチンコーナーをつくりました。
     
玄関から居室への目隠し壁は紙織で巻いた壁で
光を取り込みつつ緩やかに視線を区切っています。
     
 


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