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SAIKURU Vol.161 WEB版「長く暮らすからこそ妥協はしたくない」

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SAI建築社が提案する
暮らしと住まいの新しいサイクル
と題して毎月お届けしている
フリーペーパー「SAIKURU」

今回は2022年8月に発行した
vol.161号のWEB版です。

ぜひご一読くださいませ。

長く暮らすからこそ
妥協はしたくない

CASE.161
福岡県・久留米市
2022.4 完成

 

アイランドキッチンとダイニングテーブルのつながりで家事の動線もスムーズに。和室と窓際のカウンターは子供たちからも好評です。

 

ブランコ遊びはもちろん、バーベキュー、夏場にはプール遊びもできる中庭。リビングからも目が行き届くので安心です。

 

家具のような佇まいの「GRAFTEKT」のアイランドキッチン。カラーは落ち着いたグレーで、木の温もりとも調和します。

 

理想を全て叶えるために
間取りと向き合う

 

転勤が多いSさんにとって、これからの暮らしのベースとなる拠点探しは長年の懸案事項でした。「このイエで暮らす前は福岡市内に住んでいました。そのままの流れで福岡市という選択もあったんですが、長女の小学校進学前にはしっかり決めておきたいなと思って。最終的に私たち夫婦が生まれた故郷、久留米にイエを建てることにしたんです」。そう言ってSさんは娘さんにやさしい眼差しを向けました。

一口に久留米と言っても、その広い市内の中でどのエリアにイエを建てるのか。Sさんは最終的に市内の中心地ではなく、インターにもほど近いエリアに決めます。「台形の土地ではあったんですが、敷地が60坪ほどあって理想的だったんです。近年では筑後エリアでは水害にも注意しないといけませんが、幸い、ここはその影響を受けないこともわかり、安心できました」というSさん。

その後、住宅メーカーを検討する中で、SAI建築社の名前が奥様のお姉様から挙がります。「姉の友人がSAIさんで建てて、すごく良いと聞いたんです。それで、遊びに行かせてもらって、ここなら間違いないと思えて。後日、家族で二丈、朝倉のモデルハウスを見学し、デザイン性の高さ、そしてそのデザインを支える一つひとつの造りの確かさ、丁寧さに惹かれ、決めました」と奥様は笑顔を見せます。

シューズクローク、ウォークインのファミリークローゼット、和室、パントリー、20畳以上のLDKと吹き抜け、大きな窓と開放感、アイランドキッチン、3台分の駐車スペース———これらがイエを建てるにあたり、Sさんたちが書き出した理想のリストでした。そして、これらは全て新しいイエで実現できた現実のリストとなります。

「さすがに何かは我慢しないといけないかなと思っていたんですが、何度も間取りの図面上でシミュレーションしていただき、私たちの思いに向き合っていただけました。そのおかげで、理想を全て盛り込むことができたんです」とSさんは目尻を下げました。

完成したイエのファサードは、白を基調に、目隠しの石材の壁面をアクセントに据えました。通り側の1階部分の窓は通行人の目線に配慮し、スリットタイプに。一方、2階部分には大きめの窓を採用し、室内にたっぷりの太陽光を取り入れます。

駐車場の真後ろには子供たちも気兼ねなく遊べる芝生が広がります。ガレージの柱を利用したブランコも備えてあり、この中庭スペースがSさん一家の癒しスポットになっていました。

 

吹き抜けによって奥行きが生まれたリビング。2階の窓が開放感をよりいっそう演出します。

 

モノトーンを基調に、木目の美しさを引き立てるコーディネートです。

 

スタイリッシュな和室には屋外の植栽を生かす小窓を取り入れました。

 

詰め込んだ理想が
調和のとれた空間に

 

可能な限り高くした天井による開放的な吹き抜けが印象的なLDKは、暮らしの中心となる場所。そのため、収納を効果的に活用し、すっきりとした空間を保っています。「アイランドキッチンと並列してダイニングテーブルを置くのが夢だったんです。見た目的にも美しいですし、なにより家事がラクになりましたね」とにこやかに微笑む奥様。

キッチンの対面にある窓際にはお子様の宿題などにも活用できるカウンターテーブルを配置。あえて仕切りを作らずに設けた和室スペースと相まって、LDKの空間にメリハリを生み出しています。主寝室と2つの子供部屋は2階に、それ以外は1階に。きっちりと空間を棲み分けすることで、動線づくりの狙いも明確になりました。

「日々の生活の中で、ふとした瞬間に目に入る緑の鮮やかさ、空の青さに気持ちよさを感じていますね。近隣の木々、遠くの景色もこのイエの大切な要素となっています。窓ひとつにも妥協せず、最後まで付き合ってくださったSAIさんに感謝です」。

 

キッチンに立った際のLDKの眺め。真正面、リビング側に設けた窓の向こうに緑が顔を覗かせています。

 

2階の踊り場から見下ろしたリビング。吹き抜けのおかげで、上下の階が緩やかにつながります。

 

2階の踊り場から見下ろしたリビング。吹き抜けのおかげで、上下の階が緩やかにつながります。

 

白い外壁に石張りのアクセントタイルやルーバーが映える外観。

 

Owner's Voice

「私たちのリクエストが多かったので、間取りの段階で何度も調整をしていただきました。ただ、そのおかげで、理想にしていた要素を全てイエに取り入れることができ、心から感謝しています。新しいイエでは子供たちものびのびと過ごしていて、暮らしがガラリと変わりました。これからもこのイエでの時間を楽しんでいこうと思います」
S様より

 

House Producer

新築事業部
営業
岡 真二郎

今回の計画に関しては土地の形状を生かしつつ、しっかりとした駐車スペースを取る計画でした。間取りは吹抜け、キッチン、シューズクローク、和室などご夫婦の熱い思いに応えていけるように、設計と共に本社での打合せだけでなく、ご主人の職場でも打合せさせていただき、ご家族の思いを形にする事が出来ました。本当にありがとうございました。

 

今回取材させていただいた
S様邸の写真はホームページの
実例ギャラリーでも紹介してます。
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毎月、二丈・朝倉のモデルハウスや
各地の分譲住宅や本社ショールームにて
配布中です。

配布後、このホームページでも
WEB版として定期的に掲載していく
予定です。ぜひお楽しみに。

前号 vol.160をご覧いただくには
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