SAI建築社が提案する
暮らしと住まいの新しいサイクル
と題して毎月お届けしている
フリーペーパー「SAIKURU」
今回は2019年4月に発行した
vol.121号のWEB版です。
(※この号はSAIKURU10周年
記念号でした。)
ぜひご一読くださいませ。
キッチンを起点にした理想のイエづくり
CASE.121 福岡市 南区 2018.12 完成
K様邸
天井に直付けしたペンダントライトの位置は、アイランドキッチンの場所を決めた後にミリ単位で調整した苦労の結晶です。
モノに囲まれた生活を 解消する新しい住まい
電気工事会社を経営するKさんのイエがあるのは福岡市南区。以前は春日市のマンションに暮らしていました。「仕事柄、移動が多いので、高速道路に近い場所を探していたんです。春日市はとても気に入っていたんですが、なかなか良い場所に、適当な広さの土地がなく、最終的に探すエリアを広げました」。出会ったのは住宅街の一角にあるおよそ100坪の土地でした。イエを建てることになった最も大きな理由は「手狭になったから」というKさん。仕事で使う資材を自宅に置く必要があり、その結果、住居スペースを圧迫していました。「モノに囲まれた生活を解消したいと思い、SAIさんに相談しました」とKさんはイエづくりの経緯を教えてくれました。無事、都市高速にアクセスの良い土地が見つかり、イエづくりが始まります。 完成したイエは、デザイン性に加え、雨よけに効果を発揮するファサードのアーチが出迎えてくれます。敷地内には余裕で5台は停められる駐車スペースがあり、その一角には、ご夫妻の趣味の道具に加え、それまで自宅に運び入れていた電気工事に使う資材もストックできる倉庫を配置。「頭を悩ませていた収納の問題が解決できて本当に良かったです」とKさんは笑顔を見せます。 Kさんの自宅は1階部分がLDK、2階にご夫婦の寝室を含む3部屋という間取りになっています。「玄関はイエの顔だと思うんです。できるだけすっきりした印象になるように検討しました」という奥様。その玄関はご夫婦の希望通り、十分にゆとりをもった広さに。シューズクロークにおいても、靴が選びやすいようにゆったりと収納できる造りになっています。 イエづくりの起点になったのがキッチンです。「いつからか、母が台所に1人でいる姿が記憶に残っていたんです。料理を作る時、家族の顔が見えないのは少し寂しいなと思い、オープンキッチンにしようと決めていました」という奥様。部屋全体を見渡せるようにLDKの中央に配置されたアイランドキッチンの黒に合わせ、部屋全体もモノトーンを基調にコーディネートしました。
高級感を伝えるアーチが印象的なファサード。左手には念願のテラスが完成。
豊かな採光の2階。2階も手洗い場を備えています。
床はタイル調とし、上品な空間を演出。「拭き上げもラクなので、掃除がはかどります」と奥様。天井のライトはスピーカー内蔵です。
アイランドキッチンは通常よりも奥行きを出し、使い勝手を向上させています。
生活感を取り除き心地よい動線を作り出す
「以前の住まいは収納スペースがなく、部屋に物が溢れていた状態だったので、このイエは生活感が出ないように意識しました」という工藤さん。例えば、冷蔵庫を除くキッチン周りの生活家電は全てパントリー内に収納しました。広くとった玄関周りもその考えが基本にあります。その上で生活動線を整理。「キッチンから部屋全体が見渡せることに加え、料理、掃除、洗濯といった家事がスムーズにできるような間取りを考えていただきました。照明関係もすべてキッチンで操作ができるように集中させているので、本当に毎日、ストレスがありません」と奥様は微笑みます。Kさんも「プロジェクターで映画も楽しみたいですし、外には念願のバルコニーができたので友人を誘ってバーベキューもしたいですね。仕事にもますます力が入ります」と笑顔で続けました。
イエの顔とも言える玄関は、十分にゆとりを持った作りで、シューズクロークも完備しています。
浴室の脱衣所を活用し、洗濯物の室内干しスペースに。
寝室はガラス戸で区切り、パウダールームを造りました。
窓の配置や玄関のアーチなどにこだわったスタイリッシュな外観
Owner's Voice
「間取り、動線、いろいろと要望が多かったと思いますが、こちらの希望を汲み、バランスをとって進めていただきました。和室を取り入れたいと伝えた際には『どっちつかずになりそう』だと親身になって本音のアドバイスいただいたんです。そのおかげで快適なイエになりました」
K様より
House Adviser
新しく生まれるリビングで朝はゆっくり美味しいコーヒーが飲みたい。仲の良い友達たちとお酒を酌み交わしたい。朝日が差し込み、風が通り抜ける空間に、家族の笑顔が溢れている。そんな工藤さんご夫婦の思い描く理想のライフスタイルを目一杯詰め込んだ、すばらしい作品となりました。Kさんの「いいっすよ」と二つ返事で受けてくださる潔さが私は大好きです。
ハウスアドバイザー
(株)Sai Design Architect chief Director
三池 剛士
今回取材させていただいた
S様邸の写真はホームページの
実例ギャラリーでも紹介してます。
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毎月、二丈・朝倉のモデルハウスや
各地の分譲住宅や本社ショールームにて
配布中です。
配布後、このホームページでも
WEB版として定期的に掲載していく
予定です。ぜひお楽しみに。
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